歯医者さんをさぼりがちなDEBUIJIです!!
中々土日を潰して歯医者さん行くのはいやですよねー!
でも歯科インプラント手術をしているなら別!
本当にメインテナンスに行った方がいいのかというと、めちゃくちゃ高いインプラント治療でいれた歯を維持するためです。この辺は今までの記事と前編でお伝え出来たんじゃないかと思います。
貴方のお口の中のインプラント体に不具合が起きていたとしても、半年後の歯科医院に行ったところで先生は、もうどうにもならない場合も…
目次
「なぜ高額なインプラント治療をしたのにダメになったんだ!!」
と怒る患者さんも結構いらっしゃるんです。
新しい歯を建てることにお金はかかっていますが、その後の維持するためのお金は別です。
維持するために患者様の口腔内の状況に合わせてメインテナンスを行ってもらいます。
「こんな頻度でメインテナンスをする必要なんてない!」
お気持ちはわかりますが、前編でもお話をさせていただいたポイントを踏まえてご判断下さい。
自己判断は本当にもう間に合わなくなる場合もあるので責任をもって行動下さい。
「定期メインテナンスとは何を行ってくれるのか」
今日の本題はここです。
この治療をするからメインテナンスが高くなります。
この治療を終わらせる必要があるのでインプラントのメインテナンスの頻度を上げています。
理解できる説明があれば納得できますよね?
残念ながら説明を十分にトリートメントコーディネーター・衛生士・歯科医師が出来てない医院は本当に多く、歯医者不信に至る原因の多くもこれが原因ではないでしょうか?
是非どんなメインテナンスを受けられて値段がいくらなのか事前に聞いてみてください。
歯医者さんからめんどくさい奴と思われても構わないですよね?
これは貴方の治療で、貴方が納得できる説明が歯科医師ができないならば転院されてもいいと思っています。
メインテナンス内容解説!
今回は、日本口腔インプラント学会・日本歯周病学会が出している、インプラントのメインテナンスに関する学会見解を元に皆さんにもわかる言葉を使い説明させていただきます。
歯科インプラントは、体内に埋め込まれているわけではありません。
顎の骨に埋入されているが、先端部分は歯肉から出ており体内の環境だけではなく、お口の中の環境にも影響されます。
もちろんお口の中ではフィクスチャー、アバットメントの上に乗っかる嚙合わせる歯の部分の役割をこなす被せ物が、隣在する歯、上下反対側にある歯とうまく機能し嚙合わせる状態にする必要があります。インプラントを埋入したら終わりというわけではなく、インプラントを埋入した後も長期間に維持するためインプラントのメインテナンスがあります。
つまりインプラントメインテナンスは、歯周炎に抵抗出来る強い歯ぐき、抵抗力が小さいインプラント周囲の歯肉組織の健康状態、口腔内の清掃状況、インプラント体や被せ物の異常有無、被せ物周辺の咬み合わせ状況、X線写真による骨の状態等を評価し、異常があった場合は早期に対応し,病状の進行を抑えるためにメインテナンスは必要となります。
あくまでこれからお話するメインテナンスは、歯科のインプラントに関連する学会が発表する必要となるチェック項目について説明しています。
メインテナンスを多く実施する必要がある口腔内の患者様には、実施しない項目等もあるでしょうし、歯科医師の考えによって行わない項目もあるでしょう。
ここについては皆さんに何故メインテナンスが必要なのかを認識していただきたかったので全てを示させていただきます。
①プラークコントロールができているか
他の記事でも書いていますが、ご自身での歯磨きができているか、いなかは非常に大事です。
お口の中が清潔な状態に維持できていることがインプラント維持に必要不可欠と言われています。
② 歯周病検査・プロービング深さ
歯肉等の組織の状態をチェックします。
ポケットの中の食べかすや歯垢の変化はインプラント周囲の組織が起こす炎症状態に影響を及ぼします。
③ 歯茎の状態とインプラントと歯肉の間に器具を挿入した時の出血
インプラントの周りの組織が健康な状態か、そして安定しているかを診る検査です。
④ 膿が出ているかどうか
インプラント周囲組織の炎症が活動性であることと関連していいます。
膿が出ている場合、感染に対する治療が必要になります。
⑤ エックス線検査
インプラントに接する部分の骨が無くなっているかどうかを診る為にX線写真を撮ります。
どれぐらい無くなっているのかを把握するために使用されています。
※先生によってはCTによる検査を行うかもしれません。
⑥ インプラントがぐらぐら動くかどうか
フィクスチャー部分が骨とくっついているか、くっついていないのかを診断されています。
インプラントを撤去するかどうかの判断基準になっています。
⑦ インプラント周囲の硬くて厚い歯茎があるかどうか
インプラント周囲炎の予防のためにインプラント周囲の硬くて厚い歯茎が必要です。
⑧ インプラントが埋められた歯肉の周りから浸出液がでているかどうか
インプラント周囲溝滲出液はインプラント周囲組織の炎症程度や骨吸収が起こっているかを見ています。
⑨ 細菌検査
歯周病ハイリスク患者には細菌検査を併用したリスク診断を行います。
この検査は、全てのドクターが行うわけではありません。
抗体検査、抗原検査、数値を元にしたデータ算出による検査等もありますが
追加の費用が掛狩る場合も多いと思われます。
っと話が長くなってしまったので今回はここまで!
さいごに
インプラント手術を行う患者さん、これから検討される患者様にメインテナンスの大事さを知ってもらいたく今回書くことにしました。
インプラントは本当にペットと同じです。
買ったらそれで終わりじゃなくて、それ以降のケアが大事なのです。
インプラントは、無くなった歯の代わりになる素晴らしい治療方法ですが、皆様の誤解が無くなればなぁって思ってます。
分かりやすい言葉にできるだけ解釈したつもりですが、何かご不明のことがあれば気軽にコメントで
お問合せしてちょーね!
またDEBUOJIの文章読んでねーまってるよー!!