【実体験】インプラント体験談~前編~

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こんにちは、アイです!
今日は私のインプラント治療について実体験をお話していきたいと思います。

なぜインプラントにしたのか?
治療はどんな感じだったか?
インプラントにして後悔していないか?


など詳しく正直にお話できればと思います。
かなりのボリュームになりますので、前後編にわけてお伝えしていきます。
インプラントを検討中の方はぜひこのブログを読んで参考にしてみてください。

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なぜ20代という若さでインプラントに?

実は私、インプラント治療を時若干23歳という若さで受けております。
え?そんなに若いのに歯がなくなったの…⁇と不思議に思う方も多いはずです。
そこでまずは、なぜ私が20代前半という若さでインプラント治療が必要になったのかをお話したいと思います。

インプラントというと虫歯や歯周病が原因で歯を失った際の治療法ですので、どちらかというと高齢の方のイメージが強いかと思います。
しかし私の場合は、「先天性欠損歯」といって生まれつき永久歯がない箇所があったため乳歯が抜けた時点で治療の必要がありました。
歯が抜けた部分をそのままにしてしまうと隣の歯や噛み合わせの歯が動いてしまうため、お口全体のことを考えるときちんと埋めてあげなければいけなかったのです。


私のように先天的に永久歯がない場合もあれば、スポーツや交通事故などの外傷が原因で歯を失うこともあります。
このように、歯を失う理由は虫歯や歯周病だけではなく様々な要因がありますので年齢関係なくインプラント治療と出会うことがあります。

インプラントを選んだ理由

このような理由で治療が必要となったわけですが、なぜインプラントを選んだのか。
ここからは私がインプラントに決めた理由についてお話していきます。

通常、歯を失った場合「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つの治療法があります。

入れ歯は一番イメージしやすいと思いますが、プラスチックや金属で作られた着脱可能な人工歯です。
保険適用で簡単に作製できる反面、着脱式で管理が面倒なこと審美性が低いことなどデメリットがあります。

次に、ブリッジは歯を失った部分の隣の歯を支えとして橋(ブリッジ)をかけるようにセットする治療法です。
歯科用セメントで固定するので、入れ歯に比べると違和感は少ないですが、支えとなる歯が健康な歯であってもわざわざ削ることになってしまいます。そのため、他の部位への影響が気になるところです。

最後にインプラントは人工物の中で最も天然の歯に近い人工歯を言われており、使用感も審美性もとても優れています。一方で、保険が適用にならないため高額な費用がかかること、また外科処置が必要になるなどのデメリットがあります。

当時20代前半だった私は非常に悩みましたが、最終的に以下のポイントで検討しました。

将来性がある治療であるか
該当部分以外に極力影響のない治療であるか
審美性の高い治療であるか

20代でしたので、できるだけ長く使える治療であるかを最優先に考えました。
次に、他の部位への影響がないことで、なぜなら、歯は削れば削るほど寿命が縮んでしまうため少しでも健康な状態で残す方が望ましいからです。
逆に、費用面は多少無理をしても将来の健康への投資と思い安さで判断することはしないようにしました。
考えるべき点がたくさんありとても悩みましたが、この決断をしてよかったと思っています。

みなさんもインプラントを検討する際は、譲れない条件を書き出して整理してみてください。
自分でも気づかなかった優先順位が見えてくるかもしれません。

忖度なし!インプラント治療を受けてみて

それでは、ここからは実際の治療についてお話していきたいと思います。
インプラントは「切る」「穴を開ける」「縫う」の外科処置を伴いますが、実際にどの程度大変だったのか忖度なしにお伝えします。

尚、痛みの感じ方や傷の治りについては個人差がありますので、参考程度にご覧になってくださいね。

まず、インプラント手術の流れですが、一般的には二回法と呼ばれる「インプラント(ネジ)の埋入」と「アバットメント(接着部品)の固定」の2回にわかれます。
そして最後に人工の歯を被せるので、外科処置は2回で終了します。

1回目のネジの埋入が一番外科処置が多く負担が大きく感じられるかもしれません。
ただ、負担が大きいといっても部分麻酔をするため、基本的に痛みを感じることはなく30分~1時間程度で終了します。(埋入本数が複数の場合はこの限りではありません)

実際、私の場合、麻酔のおかげで術中の痛みはなく手術終了まで苦痛を感じることはありませんでした。
ただ、ドリルで穴を開ける際の振動は顎骨に伝わりますのでそれは少し怖かったかもしれません。


ドリルで穴を開けインプラントを埋め込んだら、最後は歯茎を縫合していきます。
この工程も先程と同様麻酔が効いていますので痛みは感じません。

問題は、手術が終わり麻酔が切れた後です。
私はそこまで腫れませんでしたので、ほとんど痛みはなく痛み止めを飲むこともありませんでしたが、場合によっては腫れて強い痛みを感じる人もいます。
腫れがひどくなってからでは痛み止めが効きにくいことがありますので、心配な方は事前に飲むといいそうです。
また、術後の感染を防ぐために抗生物質を飲む必要があります。
抗生物質を飲み忘れると感染を起こし腫れる可能性がありますので、先生の指示に従って正しく服用しましょう。

術後は、翌日から1週間ほど腫れと痛みの可能性がありますが、そこを乗り切れば後はインプラントと骨が正常に結合するのを待つばかりです。


インプラント埋入後は、2次手術まで1~3か月程骨とインプラントが結合するのを待ちます。
この待機期間については個人差が大きいため先生にご自身の状態を聞いてみてください。

結合が確認されたら2次手術となりますが、2次手術は1次手術程負担は大きくありません。
前回埋めたインプラント部分の歯茎を切開し、そこにアバットメントと呼ばれる接着用の部品を装着していきます。
この際も麻酔をしていきますので痛みを感じることはありません。
また、アバットメントを装着した部分はそのままで問題ないため縫合の必要もありません。

インプラントの外科処置は以上となります。
結論、私の場合はほとんど痛みや腫れを感じることなく終えることができました。
外科手術と言われてとても構えていましたが、ふたを開けてみると案外サラッと終わってしまったといのが私の率直な感想です。
個人差があるのもなので、絶対に大丈夫!とは言い切れませんが必要以上に怖がる必要はないのかな?と思っています。

さて、かなり長くなってしまいましたので続きは後編にてお話できればと思います。

後編では、人工歯のセットから10年経過した現在の状態まで詳しくお話していきます!
次回もぜひ楽しみお待ちください!

ありがとうございました!

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