【対策法あり!】つめもの・かぶせものの変色

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こんにちは、アイです!
突然ですが、みなさんお口の中を鏡でよ~~く見てみてください。
昔治療したつめものやかぶせものが変色していたりしていませんか?
今日は、つめものやかぶせものの変色についてお話していきたいと思います。

この記事はこんな方におすすめ
・白いつめものやかぶせものが気になっている方
・治療したところが変色してきている方

変色する原因と材料

さて、そもそもなぜつめものやかぶせものは変色してしまうのでしょうか。
また、どんなものが変色してしまいやすいのか解説していきます。

水分の吸収
変色の原因の多くは水分の吸収です。特にプラスチックなどの材質は水分を吸収しやすく変色の可能性が高くなります。
コーヒーや紅茶などをよく飲む方はより多くの色のついた水分を吸収してしまいます。

着色
水分の吸収以外に着色があります。
カレーなどの色素の濃いものを食べると歯の表面に着色してしまいます。プラスチックのお弁当箱にケッチャプやソースなどの色の濃いもをの入れるとお洗い物してもきれいに落ちないことがありますが、お口の中でも同様のことが起こっています。

以上、水分を吸収して着色することで変色していることがわかりました。
では、どんな材質のものが変色しやすいのでしょうか。

レジン(プラスチック)
歯科治療用のプラスチックにコンポジットレジンというものがあるのですが、これはまさにプラスチックそのものですので確実に変色します。主に、保険診療適応で小さい虫歯を削って詰める場合に使用されます。

ハイブリットセラミック
セラミックと聞くと変色しないイメージがありますが、ハイブリットセラミックの場合セラミックとプラスチックを混ぜ合わせたものになりますので、若干の変色があります。
ハイブリットセラミックは自費治療となりますが、プラスチックを混ぜているためコストを抑えて作製することができます。

変色を防ぐことはできるか

残念ながら先述の材料を使用した場合、変色完全に防ぐことはできません。
しかし、変色を遅らせたり最大限キレイな状態を維持することはできます。

・コーヒーや紅茶を控える
・カレーなどの着色しやすい食事を控える
・食後すぐに歯を磨く
・歯科医医で専用のメンテナンスをする

以上のポイントを心がけることできれいな状態を比較的長く維持することはできます。
歯科医院での専用のメンテナンスでは歯の表面を磨いて着色を落としていきます。

変色しない材料

レジンなどの材料で治療した場合、先程のポイントを気を付けてもいずれ変色してしまいます。
変色を避けるためには、変色しない材料を選ぶことが重要です。


歯科で多く用いられるのは「セラミック」です。
セラミックとは陶材のことで、キッチンやトイレの便器などにも使用されていますね。
陶材は水分が吸収されず、表面もツルツルしているため着色もしづらいです。そのため、キッチンやトイレなど汚れやし環境でよく使われているのです。歯科治療も同様で、審美性を高く治療を行う場合はセラミックが使用されます。
セラミックといってもハイブリットセラミックのようなプラスチックを含むものもありますので、治療の際は材料についての説明をしっかりしてもらいましょう。
また、セラミックは高い審美性がある反面、割れやすいなどのデメリットもありますのでその点もしっかり含めて検討してくださいね。

まとめ

以上、つめもの・かぶせものの変色についてお話してきました。
いかがだったでしょうか?変色が気になる方や今後治療を予定している方はぜひ参考にしてみてください!
それでは、次回またお会いしましょう!

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