インプラントの不思議 周囲炎の恐怖

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こんにちは!DEBUOJI DEATH!!!  (´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑

今日は、インプラント七不思議のひとつ、「何故インプラントと骨がくっつくのか」とインプラント七恐怖のひとつ、「インプラント周囲炎」について解説してくぞおおお(‘ω’)ノ

インプラントがなぜくっつくのか

何故インプラントは口の中で固定されるのか

インプラントは、パーツに分けますとフィクスチャー、アバットメント、被せ物の3つに分けられます。

フィクスチャーは、健康な歯であれば根管と呼ばれる部分の役割を果たすパーツです。

アバットメントは人工的な根っこの役割を果たすインプラントと被せ物を接続するパーツです。

被せ物は歯の役割を果たす噛める部分を歯に模した形に加工したパーツです。

このフィクスチャーという部分が体内に埋め込まれる部分になるのですが、チタンという素材を使っていることが体に埋め込むことができる最大の理由です。

チタンは、生体組織との親和性が非常に高く、体が異物と気付きにくい金属です。またチタンは最初に触れた物にくっつくという性質がある為

異物と認識しづらく、くっつくのです。

(親和性とは、他の物質と容易に結合することを指しています)

また、ほとんどの人に対してアレルギー症状を出さないという特徴もあり安心して使える為です。(稀にアレルギー症状が出る方もいます)

どれぐらいの期間で固定されるの?

フィクスチャーを下側に埋めた場合、2~3ヶ月、上側に埋めた場合、5~6ヶ月で骨と結合します。

結合しない場合もあります。どんな場合かといますと、骨密度が高く、インプラント埋入部周辺の血流が不足してうまくいかない場合、あとは抜歯後の残留物が残っていた場合や、ブラッシングが不十分で感染を起こしたケース等です。

これらは事前審査や、小まめなメインテナンスで症状が分かってきますので随時先生の指示に従ってください。

もちろん被せ物の設計が良くないがために食べ物が詰まりやすい形状になっている、外科手術が不衛生であったなど歯科医院、技工所さんサイドに原因がある場合も稀にはありますが、治療を受ける本人サイドにも原因が起こりやすいのが感染です。

感染はマジで怖いので、舐めちゃだめです。

感染って虫歯みたいなもんだろ?と思われがちなのですが、そんな生易しいものじゃないです。

後ほど詳しくこの辺は解説しますが、感染によるインプラント周囲炎は虫歯のように元通りに直すことはできません。

先生がインプラントの周りをキレイに清掃してくださり、“おさまる“ことはあるかもしれませんが、完全に元通りに治ることはありません。

インプラントは歯と違い歯肉にはくっつきません、また多少インプラントを埋め込むことでどうしても骨は多少吸収されます。これは歯医者さんどうにもできません。

患者さんは歯と同じだと思い、歯磨きを簡単に済ませて終わりなんて考えがちですが、歯肉とインプランとの間の空間にきちんと歯を磨きケアしていなければ

不純物、食べ残しが溜まってしまいそこが炎症となってしまうのです。

(歯肉が少し痩せた、被せ物の都合上等原因は他にもあり、詰まりやすくなっているかもしれません)

インプラント周囲炎が進行するとフィクスチャーの下底部当たりまで吸収されてしまい、インプラントがぐらぐらして再治療が必要という事象がおこってしまいます。

よく伺うのが、

患者さん自身は自覚なく、ちゃんとメインテナンスをしてもらいに歯科医院にも来てるし問題は今までおきてこなかった!自分は悪くない!!と仰られる患者さんです。

インプラントと歯肉はくっつきませんので、ちゃんと清掃していなければインプラントと歯肉の間に食べかす等が侵入してしまうことがあります。

インプラントを選んだ本人による、今まで以上に歯のケアが必要となります。医院のメインテナンスだけでなく、ご自身での歯磨き習慣の徹底やフロスの活用が大事です。

インプラントがグラグラしたらどうなるの?

被せ物が原因である場合もありますし、フィクスチャーと被せ物を繋ぐアバットメントが緩んでいた等の原因かもしれません。

もしも感染が原因である場合は、インプラント周囲炎が進行してしいる可能性が高いようです。最終的には再度インプラントを新しく埋める必要が出てきます。

インプラント周囲炎が進行したらどのような治療を行うのか

感染が進んでいてもう今あるインプラントを抜くしかないとなった場合どのような治療を行うかについて解説いたします。

感染が進むとインプラント周囲炎になり、インプラント周囲の骨が吸収されてしまい、レントゲンを見ると本当に少ししかインプラントの周りに骨がないといった症例を見受けられます。

インプラント周囲炎は自覚症状が無いため重症化しやすい病気で、定期的に医院様へメインテナンスを行っていれば初期に見つけることもできます。

もし初期の症状であれば、医院様でクリーニングをすることでそれ以上悪化することが内容予防することが可能です。

しかしながら重症化した場合、まずは今あるインプランを抜き、吸収されてしまった部分を専用の材料を用いて骨を補填し、インプラントを入れる以前の状態に戻していきます。

骨が十分に戻ってきましたら再度インプラントを埋入するという流れとなります。

さいごに

インプラント治療を既に受けた読者さんを怖がらせる記事にしちゃいましたぁ(*ノωノ)

でもインプラントは高額ですし見た目はめちゃくちゃ良いですしキレイですが、それで満足しちゃだめですよ!っていうのをお伝えしたかったんです。

キレイな歯を維持するためには、ケアが今まで以上に大事になります。

軽い気持ちで猫を飼っても面倒がみれなくなるよっていう例えが分かりやすいでしょうか((+_+))最近猫を飼おうと思ってもインプラント1本分ぐらいのお金がかかりますよね、それがゴールじゃないんです。そこからごはん代、猫砂代、日ごろのケアが大事になりますし

獣医さんへの定期検診もつれて行かなくちゃだめですよね。

さ、この記事をお読みいただいたみなさん、インプラント治療を受けられた方は、是非インプラントにそれぞれ名前を付けて可愛がってください(^_-)-☆

あ、そろそろおふざけが過ぎたようです。

ではまた見に来てねーばいばい!

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