こんにちは、アイです!
みなさん、現在、国内では20種類のインプラントが販売されているってご存知でしかた?
しかも、インプラントといっても実は各パーツにわかれておりそれぞれに種類が存在するのです!
そんなたくさんの種類の中から選ぶのは難しそうですね…
ですが、実はその中でも安全性が低いものや、今はもう一般的に採用されていないものもあるようです。
そこで、今日は各パーツごとの種類や特徴なども解説していきます!
みなさんのインプラント治療の参考にしてみてくださいね(^^)/
この記事はこんな方におすすめ!
・インプラントの種類についてお調べの方
・インプラントのカウンセリングを控えている方
目次
【おさらい】インプラントの構造
さて、インプラントの種類を解説する前インプラントの構造をおさらいしていきましょう!
インプラントは、「フィクスチャー」「アバットメント」「上部構造」の3つで成立しています。
フィクスチャーとは「人口歯根」のことで、歯の根っことなる人口のネジのことです。
このフィクスチャーに取り付けるのがアバットメントで、最終的なかぶせものと結合する大切な役割を果たします。
そして、最終的なかぶせもののことを上部構造と呼びます。
それぞれが重要な役割を果たしており、いくつかの種類が存在しています。
インプラントの形状
それでは、まずインプラント体(フィクスチャー)の形状の種類を見ていきましょう。
・スクリュータイプ
ネジのような形状。現在のインプラントの主流となっている。固定しやすく安定性が高いが特徴。
・シリンダータイプ
円筒状タイプ。スクリューのようならせん状の切り込みは入っていないため、表面積が小さく顎骨との結合が弱いとされている。
・バスケットタイプ
中心部に空洞が存在しているタイプの形状。空洞の一部に骨を埋めることが可能なため、理論上は他のインプラントより強固に結合すると言われているが、高い技術を要するため実用的ではなくほとんど使用されない。
以上、3つの種類があるようですが、現在使用されているのはスクリュータイプがほとんどのようですね。
インプラントのタイプ
次はフィクスチャーとアバットメントのタイプを見てみましょう。
・ワンピースタイプ
アバットメントとインプラント体が一体になったタイプ。
インプラントとアバットメントをそれぞれわけてオペをする必要がないため、手術の回数を1回減らすことができるため、患者様への負担が少ない。
ただし、骨の厚みが必要なため、場合によっては適応しないケースもある。
アバットメントにトラブルがあった場合インプラントごと除去する必要がある
・ツーピースタイプ
一般的なアバットメントとインプラント体が分かれているタイプ。
ワンピースタイプに比べて骨の量が少ない人でも適応する。手術はインプラント体の埋入とアバットメントの装着の2回必要となる。
どうやらこちらは、お口の状況によって選択できるようですね。
手術が1回で済むのはワンピースタイプの魅力ですが、
骨の分量によっては手術が難しいこともあるようですので主治医の先生とよく相談する必要がありそうです。
上部構造(かぶせもの)の種類
最後は上部構造の種類を見てみましょう。
上部構造は最終的な見た目に大きく影響するので慎重に選択していきたいですね。
・セラミック
審美性と強度が高い。金属フリーでアレルギーの可能性が低い。
・ハイブリッドセラミック
セラミックにプラスチックを混合した人工素材。経年による変色ありためやや審美性に劣る。
耐久性も低いがセラミックなどと比較すると安価でる。
・メタルボンド
内側に金属を使用し外側表層をセラミックでつくったもの。
・ゴールド
金属の中でも柔軟性がありかぶせものに適している。耐久性に優れているため、噛み合わせが強い方や奥歯のかぶせものに使用されることが多い。
・ジルコニア
人工ダイヤにも使用される素材。密度が高く耐熱性が高い。人体との親和性高くアレルギーの可能性が低い。
以上が一般的に使用されている上部構造の種類です。
歯医者さんによっては取り扱いがないこともありますので、
事前にHPをチェックしたり、カウンセリングの際に聞いてみるのがいいでしょう。
まとめ
今日はインプラントの種類について解説してきました!
色々種類はありますが、お口の状況や予後を考えると選択肢は絞れてきそうですね。
インプラントを検討中の方が、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
それでは、また次回お会いしましょう(^^)/