喫煙者でもインプラントできる?

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インプラントのカウンセリングにいったら禁煙をすすめられた…( ;∀;)

こんにちはアイです!

今日は愛煙者の方には耳が痛い話になるかもしれません…

そう、今日のテーマは喫煙者でもインプラントができるのか?

恐らく多くの方は、一度は歯医者さんで禁煙をすすめられたことがあるのではないでしょうか?

ですが、ただ頭ごなしに「禁煙!!」と言われても、なかなかすぐに実践しようとは思えないでしょう。

そもそもなぜ禁煙が必要なのか?

喫煙した状態でインプラントをするとどんな影響があるのか?

これをしっかりと理解しないことには禁煙への道は遠い…

ということで今回は喫煙とインプラントの関係について解説していきたいと思います。

この記事はこんな方におすすめ!
・歯医者さんで禁煙をすすめられた方
・喫煙しているけどインプラント治療をしたい方

喫煙がもたらす口腔内への影響

さて、喫煙が与える影響というと、肺疾患、心筋梗塞、脳卒中、狭心症など

全身疾患を思い浮かべる方が多いと思いますが、口腔内へ影響はどうでしょう?

具体的にどういった成分が影響を与えるのか見ていきましょう。

ニコチン
ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、栄養素・酸素・血液の流れが悪くなります。
血流が悪くなることで歯茎の黒ずみや、歯周病を悪化させるリスクが高まります。
あるデータによれば、歯周病にかかるリスクが1日10本以上喫煙で5.4倍、
10年以上喫煙していると4.3倍に高くなるといわれています。
また、唾液の分泌を抑える作用もあるため口腔内が乾燥し、
口臭の悪化や細菌の繁殖も招くといわれているそうです。

タール
タールとはヤニのことで、喫煙することで歯面にヤニがこびりつきます。
ヤニはこびりつくと歯面がザラつくため汚れが付着しやすくなり虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。

一酸化炭素
細胞組織へ酸素を送る働きを阻害するため、口腔内全体が貧血状態になります。

以上の成分が口腔内の健康を阻害する働きがあるのですね。

特に、お口はこれらの成分を一番最初に受け付ける器官ですので影響を受けやすいと言われてるようです。

喫煙がインプラントに及ぼす影響

では、インプラント治療にはどういった影響があるのか。

インプラントとは、インプラントと呼ばれるネジと顎の骨が結合することで土台が完成する治療です。

つまり、ネジと骨がうまく結合しなければ治療が失敗または、すぐに脱離してしまうのです。

前述したような、ニコチンや一酸化炭素が細胞への酸素や栄養素、

血液が運ばれるのを阻害してしまうと、ネジを埋めた部分の細胞の悪影響がありうまく結合しなくなってしまいます。

あるデータでは、インプラントの結合不良の割合が、非喫煙者が2%であるのに比べ、

喫煙者の場合2倍の4%になると言われています。

また、奇跡的に結合がうまくいっても、喫煙をすることで術後の合併症の発症率が上がってしまう可能性があります。

このように、喫煙はインプラント治療の根本に悪影響があるといえるのですね。

喫煙者がインプラントをするには

では、喫煙者がインプラントをする場合どうしたらよいのか。

もちろん「禁煙」していただくのが1番です!

ですが、どうしても難しい場合は、術前の1~2か月、術後の半年は少なくとも

「一時的な禁煙」をするようにしましょう。

特に、インプラントを埋め込んで結合を待つ期間は特に口腔内の環境を整えておく必要がありますので

この期間は絶対に禁煙していただくことをおすすめします!

インプラント治療終了後の喫煙

また、できればインプラントを長持ちさせるためにも治療後は禁煙を続けていただくことをおすすめします。

タバコは嗜好品ですので、日々の楽しみが失われるようで辞めるのは中々覚悟がいることだと思います。

ですが、貴重な時間とお金をかけて入れたインプラントを少しでも長持ちさせるためにも

一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は喫煙とインプラントの関係性についてお話してきました。

愛煙家の方には少々耳が痛いお話だったと思います…。

ですが、人生100年時代と言われる今、いつまでもしっかりと食事をとって元気でいるためには

健康は歯を1本でも多く残すことが重要なのです!

この記事を読んで禁煙に挑戦してくださる方がいらっしゃったら、アイはうれしい限りです!

禁煙を始めた方はぜひコメント欄で教えてくださいね(^^)/

ではまた次回お会いしましょう♡

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