インプラントは何故高いのか?歯科医院選びの目安とは?

4 min 50 views

なんでインプラントは保険治療じゃなくて高いの?(´・ω・`)

あと、なんで歯科医院によってインプラントの値段ちがうの?

インプラント高いとこは詐欺じゃぁぁぁ(ノ´□`)ノ ┫:・’∵:.

こんにちは!DEBUOJI DEATH!!!  (´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑

歯科治療が何故基本的に自費治療(自由診療)なのか、何故歯科医院によってインプラントの値段が違うのか解説しちゃうZO!

間違っているところがあれば、その時は詳しい先生たち修正するから教えてね!

保険診療・保険治療とは

保険医療機関*1で、受付で保険証を提示し、医療保険制度が適用になっている病気やケガを治してもらうことです。
これは全国で治療を受けることができ、どこで受けても同じ金額になる制度です。

仕組みは、私たち患者が、自己負担割合に基づく、診療を受けた費用の数割をその場で支払い、
残りの費用を医療機関が社会保険診療報酬支払基金から残りの割合いを受け取るようになっています。保険となる治療は、厚生労働省保険局医療課が取り決めたものが保険の対象となります。

この保険適用は、年々増えています。
歯科で言えば、レジン(プラスチック)にセラミックを混ぜ合わせた材料を使い、
お口の中をカメラで読み取り、機械で削る被せ物なんかも保険になっています。

保険医療機関*1:
保険を取り扱っている医療機関を指します。
治療していない内容等を不当に保険診療報酬等を徴収していた場合等保険医を取り消される場合もあります

全部の治療が何故保険治療にならないの?

保険診療・保険治療は、基本的に国が定めた必要最低限の治療となります。

分かりやすく言いますと、私たちにとって身体の異常を正常な状態に戻す為の必要最低限の治療であることが求められます。

例えば最近女性の間で流行っているマウスピース矯正やホワイトニングといった歯科での治療は、私たちにとって絶対に必要な治療方法ではないですよね?その治療をしなかったとしても体に異常があるわけではなく、“キレイかキレイじゃないか“という理由だからこそ保険治療には入らないと考えられます。

インプラントで言えば、無くなった歯の代わりに噛めるものを入れる為の必要な治療じゃないか!と思われるかもしれません。しかし入れ歯、部分入れ歯にすれば最低限噛むことができますから“キレイかキレイじゃないか“という審美的な要因が強く高額な治療ですから最低限必要な治療とは言えません。

入れ歯にも保険治療と自費治療があります。これは使われている素材が違い、厚生労働省に定められた安価なものが保険材料として認められています。

保険で使用できる材料や、診療報酬は厚生労働省が定めており、そこに記載された材料を元に先生方は治療をされています。

自由診療・自費治療とは

保険診療・保険治療ではできない、審美的な治療や、高付加価値な治療を受けることができます。
医科であればAGAや美容整形等がそうでしょうし、歯科であればインプラント、ホワイトニング、入れ歯、根管治療等多岐にわたります。

前述した理由からもインプラントやホワイトニングが自由診療・自費治療にあたることをご理解いただけると思いますが、根っこの治療も自費治療があります。

従来の保険での治療方法ですと根っこが完治は完全ではなく、専用の電動ブラシやマイクロスコープと言われる電子顕微鏡、根管の洗浄システム等を使い、高い技術を有した先生たちが自費での診療をされています。

これは最低限必要な治療には当たらず、保険診療報酬の範囲では費用的にできない施術だからこそ自由診療・自費治療となっています。

でもインプラントも保険治療ができるって聞きましたよ?

いやーそうなんですよね。実はインプラントも保険治療を行うことができます。
インプラントは2012年から保険適用されています。ひっそり。

ただ条件は細かく厚生労働省から決められています。

インプラントを保険で使える方は、腫瘍や顎骨骨髄炎などの病気、生まれつきの病気、第三者に起因する事故外傷により顎の骨を広く失ってしまった方が対象となります。

上記を満たせば、どこの歯科医院でもインプラントの保険治療を受けれるわけではありません。さらには保険治療ができる歯科医院の条件などもあります。

ですから、基本的に虫歯や歯周病が原因で歯を失った方はインプラントは保険で使えません。この仕組みは、身体の機能回復を求められる限定されたケースしか使えないということです。

インプラントは何故高い治療?原価はいくらぐらい?

インプラントといえば30万ぐらいはかかるイメージ皆さんありますよね?

インプラントを埋めこむ為の材料費で言うと恐らく10万円ぐらい、安いインプラントメーカーを使えばもっと安くなると思います。

ただそれだけではなく、インプラントを顎に埋め込む為のエンジン、様々な器具や準備するものもありますので、材料費がこれだけで済むというわけではありあせん。

ではなぜ患者さんの価格が原価に対して高くなるかというと、インプランを埋入するにあたり技術と知識量が左右するからだと思います。

定期的に学会や勉強会に参加、実習セミナーへの参加を歯科医の先生方は休みを削って参加し、学ぶことにより患者さんに還元できるよう研鑽されています。

もちろんインプラント治療をたくさんされている歯科医院さんであれば、既にご自身の経験値を広げられていることもあるでしょう。

それでも安くインプラント治療してくれる先生がいい?

個人的にインプラント治療をしてもらい成功する結果は、インプラントメーカーの優秀さ×歯科医師のインプラントに対する技術力と知識量で決まると考えています。

安くインプラント治療をしてくれる歯科医院にも考えがあり値段を安くされていると思いますが、インプラントメーカーによってインプラントがダメになる率(脱離率)というのが異なるのも事実です。やはりストローマン社のインプラントは脱離率が低く優秀な製品であることは否定できません。ノーベルバイオケア、アストラテックなども有名ですが、有名メーカーを使用してもらう方が費用は高価にはなりますが、私はおススメしたいです。

インプラント不慣れな先生がストローマンを使ったから成功する可能性が高い!というのは違いますからね((+_+))

インプラント専門医があまり有名ではないインプラントメーカーを使い治療された場合は、もちろん失敗する可能性は低い結果となるでしょう。

インプラント治療が高価になるのは材料の良さと先生の技術料の良さからなることをご理解下さい。

インプラント料金が高いから上手いは違う。

ここが難しいところですが、インプラントという治療に対して相場があり、30万~40万円前後に設定されている歯科医院が多いでしょう。値段が高いからといってその先生が得意とした治療ではない可能性もあります。

インプラント治療をする為の医院選びは難しいと思います。

インプラント治療をしてもらう歯科医院の探し方

ずばりおススメしたい医院探しは、公益社団法人日本口腔インプラント学会に登録されている、専門医、指導医の先生がいらっしゃる歯科医院に通われることです。

もちろん大きな歯科医院ですと複数の先生がいらっしゃって治療してもらえない可能性もありますが、何か問題が起こったとしても専門とされる先生がフォローをしてくれますので安心できると思います。

もしも、専門医、指導医の先生にどうしても治療をしてほしいということであれば、ある程度小規模な歯科医院さんに通われるのもアリだと思います。

もちろん専門医、指導医の先生方にインプラント治療をしてもらうと、費用は通常よりも高額になる場合が多いでしょうが私としてはおススメしたいです。

ご注意いただきたいのは、年間何万本もインプラント治療をしています!というサイトによくある売り文句です。何人の先生がインプラント治療をして、何本なのかが不透明ですし担当されるドクターが経験豊富かは分からないからです。

まとめ

インプラントは、歯周病、糖尿病、喫煙、歯磨きの習慣、歯ぎしり、顎の骨が少ない等複数の要因でインプラント治療の成功率は変わります。

そして+αで、本分で述べたようにインプラント治療を行う歯科医師の研鑚、インプラントメーカーによって更なる成功率、維持率が変わってきます。

歯科医師の技術だけが結果に直結するわけではありません。

お金を払ったからあとはちゃんとしてよ!!ではなく、歯科医師と患者さんが一緒に取り組まなければ良い結果は得られないことをご理解下さい。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA